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トプラック・ラズガットリオグル「自分が特別な選手だとは思わない」

今年FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)でジョナサン・レイと最後までタイトルを争ったトプラック・ラズガットリオグルは、ヤマハでFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)のタイトルを獲得。その側にケナン・ソフォーグルがいて、常に支えてくれたことが大きいと語る。

来年もジョナサン・レイと共にタイトル争いが期待されるが、さらにその先2023年年以降のキャリアとしてMotoGPの可能性があるのか、それとも別の方向性があるのか。来年もタイトルを獲得できればWSBKのキャリアは終了とも言われているが果たして。

アッセンでタイトル争いは終わったと思っていた

トプラック・ラズガットリオグル

「今年チャンピオンシップでタイトルを獲得出来たことが非常に嬉しいです。すべてのレースでジョニーとバトルが出来ていましたし、多くの人が自分とジョニーのバトルを見てくれたと思います。」

「今年は自分にとってもジョニーにとってもタフなシーズンでした。ジョニーも転倒がありましたしプレッシャーが沢山ある状態でのバトルだったと思います。タイトルを獲得した後にジョニーがおめでとうと言ってくれましたが、彼はスーパーバイクにおける伝説の選手ですから、彼の祝福の言葉は嬉しかったですね。」

アッセンでの転倒(ギャレット・ガーロフがタイトル争いをしているトプラックを巻き添えにして転倒)でチャンピオンシップ争いは不可能になったと思っていました。でもケナンが”とにかくこれからはすべてのレースに集中していくんだ”とアドバイスをくれました。そこから優勝を狙い、1つ1つのレースに集中していったんです。」

「自分は常に最後まで挑戦しようとしていますから、最後の1周でアタックしないような走りをしたとすると、レース後に自分自身に頭にくるんです。今年は最終ラップ最終コーナーのバトルでライバルをオーバーテイク出来たレースがありましたから、本当に嬉しかったですね。」

「通常ウェットコンディションは得意ではないんですが、雨のカタルーニャでは良い走りが出来ていました。しかし、終盤に電子制御の問題が発生してしまいレースを完走することが出来ませんでした。あれは本当に残念でしたね。」

「自分は今まで常にケナンを見てきました。彼には豊富な経験がありますし、5度世界チャンピオンになっているライダーです。彼とは常に一緒にトレーニングしていますし、自分にとって師匠と言える存在です。彼が自分の常に支えてくれるのは本当に幸運なことですね。

「自分はスタイルとして低速コーナーが得意です。これはストップ&ゴーのコーナーが得意だからです。ハードブレーキも得意ですし、そこから強烈に加速していくのが好きなんです。自分の走りは危険だというライダーもいますが、自分はそう思いません。

「ブレーキングの最中に他のライダーを巻き添えにしたことはありませんし、オーバーテイクも基本的にはクリーンなライダーだと思っています。こういう走りをすることが重要だと思っていますが、自分自身が特別だという感覚はありません。

「来年はさらに力強く走ることが出来るでしょう。バイクを改善して、自分自身のスタイルもさらに磨き上げていきたいと思います。ウェットコンディションなどは苦手としているので、この部分の改善などを進めたいと思います。」

「ヤマハのバイクでゼッケン1を見る機会はあまりありません。ですから、2022年はゼッケン1をつけて走ろうと思っています。

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)

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