マレーシアではバイクに乗せられている状態だったと語るマルク・マルケスは、マンダリカの2日目ではバイクを自分のものにしつつある様子だ。路面の汚さは初日から話題になっているが、ドライになった後も大量の砂が浮いている状態で、スタート練習中に危ない場面もあった。実際にレースが行われるまでに、サーキット側は何らかの対策を取ることが求められる。[adchord]
バイクを自分に引き寄せている
マルク・マルケス
「今日は2番手ですが、正直タイムアタックの順位は気にしていません。何よりも重要なのはフィーリングとリズムです。最後は異なるパーツを試していますが、走行内容自体が改善しています。もう少しで次のステップに進めそうな気がしています。バイクのフィーリングが高まっていることが何よりも重要です。」
「マレーシアでは正直バイクのただ乗せられている状態でした。しかしマレーシア以降、ここでは自分のライディングにバイクを引き寄せている、そんな状態になってきました。段々とバイクを自分のスタイルでライディング出来るようになっています。昨日も特別な結びつきを感じ始めていましたが、今日はさらに自分の側に引き寄せてライディングが出来ました。明日も同じようにライディングしたいと思いますね。」
「今日は3番手位置からスタート練習した際に大きくスライドして横を向いてしまいました。もちろん滑ることは予想しながらでしたけどね。とは言え、このコンディションについてはセーフティーコミッションと話し合いが必要です。なんとかしてメインストレートを綺麗にしなければいけません。汚い位置からのスタートは不可能ですし、非常に危険です。」[adchord]
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)