序盤はポル・エスパルガロ、ルカ・マリーニ、アレックス・リンスが3位争いを展開するが、ルカ・マリーニはユーズドタイヤでペースが上がらず徐々に後退。[adchord]
アレイシ・エスパルガロは残り10周でホルヘ・マルティンにアタックするがミス。差が開くもすぐに挽回。残り5周でホルヘ・マルティンをオーバーテイクすると、そのまま走りきって優勝した。これはアレイシ・エスパルガロにとって200回目の最高峰クラスでのレースとなり、彼にとっては初のMotoGPクラスの優勝となった。
アプリリアにとってもMotoGPクラスに参戦して初めての優勝となった。2位ホルヘ・マルティン、3位アレックス・リンスなど表彰台に上がった3名の選手はスペインのアンドラをベースとする選手達だけに、共に互いの検討を称え合った。
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4位はジョアン・ミル、5位フランチェスコ・バニャイア、6位ブラッド・ビンダー、7位マーべリック・ビニャーレス、8位ファビオ・クアルタラロ、9位マルコ・ベッツェッキ、10位エネア・バスティアニーニ、11位ルカ・マリーニ、12位中上 貴晶、13位ミゲル・オリヴェイラ、14位ジャック・ミラー、15位アレックス・マルケス、16位ラウル・フェルナンデス、17位レミー・ガードナー、18位ダリン・ビンダー、19位ステファン・ブラドル、20位アンドレア・ドヴィツィオーゾとなっている。
なお、チャンピオンシップスタンディングはアレイシ・エスパルガロがリード。2位ブラッド・ビンダー、3位エネア・バスティアニーニ、4位アレックス・リンス、5位ファビオ・クアルタラロとなった。
優勝アレイシ・エスパルガロ
「自分にとって最候補クラス200回目のレースでしたし特別なレースになりました。予選から全てが順調で、優勝に向けて最高の環境が整っていました。チームからは落ち着けと言われていたんですが、プレッシャーは大きかったですね。でも自分にとってもポールポジションからのスタート、そして優勝がかかったレースでしたから落ち着いては挑むことが出来ませんでした。」
「トラックは非常にグリップが悪くて自分のペースで走行することが出来ませんでした。残り4周くらいになってようやく自分の走りが出来たんです。アプリリアファミリーに感謝したいですね。こうしてチャンピオンシップをリード出来るなんて夢のようです。」
2位ホルヘ・マルティン
「レースの中ではやや苦戦しましたがペースは良かったですし、スタートも良かったですね。作業を続けてきた甲斐がありました。アレイシ・エスパルガロの優勝も、彼にとって初の優勝ということで祝福したいと思います。最終セクターは自分のほうが速かったんですが、今回は予選からしっかりとレースに繋げることが出来ました。オースティンも楽しみです。」
3位 アレックス・リンス
「100%ハッピーというわけではありません。ペースは良かったんですが7番手スタートでしたので、前にライダーが沢山いる状況でした。アレイシの優勝が本当に嬉しいですが、この表彰台を家族に捧げます。アルゼンチンの皆さんのサポートにも感謝しています。」
順位 | ライダー名 | タイム |
1位 | アレイシ・エスパルガロ | 41’36.198 |
2位 | ホルヘ・マルティン | 41’37.005 |
3位 | アレックス・リンス | 41’37.528 |
4位 | ジョアン・ミル | 41’38.029 |
5位 | フランチェスコ・バニャイア | 41’42.038 |
6位 | ブラッド・ビンダー | 41’42.390 |
7位 | マーべリック・ビニャーレス | 41’42.738 |
8位 | ファビオ・クアルタラロ | 41’46.413 |
9位 | マルコ・ベッツェッキ | 41’48.820 |
10位 | エネア・バスティアニーニ | 41’49.185 |
11位 | ルカ・マリーニ | 41’50.160 |
12位 | 中上 貴晶 | 41’50.200 |
13位 | ミゲル・オリヴェイラ | 41’50.654 |
14位 | ジャック・ミラー | 41’51.096 |
15位 | アレックス・マルケス | 41’59.670 |
16位 | ラウル・フェルナンデス | 42’02.060 |
17位 | レミー・ガードナー | 42’04.909 |
18位 | ダリン・ビンダー | 42’04.982 |
19位 | ステファン・ブラドル | 42’08.141 |
20位 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | 42’57.640 |
(Photo courtesy of michelin)