アプリリアレーシングとRNFは2023年にミゲル・オリヴェイラ、そしてラウル・フェルナンデスを迎えて、MotoGPに参戦することを発表した。

オフィシャルチームのライダーは経験豊富なアレイシ・エスパルガロ、そしてMotoGP優勝経験も複数あるマーべリック・ビニャーレス、サテライトチームをKTMで活躍したミゲル・オリヴェイラ、そしてMotoGPでの将来を期待されながら、移籍のごたごた、そしてマシンがおそらく合わずに成績が残せていないラウル・フェルナンデスとなる。

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ついにラウルを手に入れることが出来た

ラズラン・ラザリ

「ミゲル・オリヴェイラとラウル・フェルナンデスを来年WithU RNF MotoGP Teamに迎えることが出来て興奮しています。簡単なプロセスではありませんでしたが、アプリリアと共に欲しいライダーは決まっていました。2人共若く経験も豊富です。ミゲルと共にラウルはMoto2クラスでの圧倒的な強さが印象的だった選手です。ついに彼を手に入れることが出来ましたね。アプリリアと共に2人のライダーの才能に期待しています。来年が今から待ち遠しいですよ。」

最高のパッケージを用意する必要がある

マッシモ・リヴォラ

「RNFと共に進めてきたサテライトプロジェクトは、当初から望んだ形になってきました。2人の才能溢れる、人間的にも、スキル面でも素晴らしいライダーを手に入れることが出来ました。ミゲルはすべてのカテゴリーで才能を発揮しており、経験を積みながらもまだ若い選手です。MotoGPでも4勝しており、時には圧倒的なパフォーマンスを発揮してきました。」

「ラウルは今まで彼を手に入れたいとずっと思ってきた選手です。ここ数年で最も才能がある選手の1人であることは明白で、Moto2デビューイヤーで彼が成し遂げたことからも明らかでしょう。彼らが最高のパフォーマンスを発揮するために、最高の技術パッケージを用意する必要があります。2022年シーズン終了後すぐに2人のライダーをアプリリアに乗せることを許可してくれ、スポーツマンシップを見せてくれたKTMには感謝をします。」

(Photo courtesy of michelin)