ヤマハ発動機株式会社は、RNF Racingとの間でMotoGPチームに関する契約を締結した。WithU Yamaha RNF MotoGP Teamは、2022年にヤマハの新しいサテライトチームとなり、2023年、2024年もヤマハチームとしてMotoGPに参戦する可能性がある。
WithU Yamaha RNF MotoGP Team 2022年からヤマハサテライトチームとして正式にMotoGPに参戦
セパン・レーシング・チームは、2022年よりRNF MotoGPチームにブランド名を変更し、セパン・インターナショナル・サーキットの前CEOであり、チーム代表のラズラン・ラザリが引き続き指揮を執ることになる。チームはIRTAと5年間の契約を結び、2026年までFIM MotoGP世界選手権の最高峰クラスにインディペンデントチームとして参戦する。

ヤマハ発動機株式会社とRNF Racingの契約は、ヤマハが2022年までヤマハのモーターサイクル「YZR-M1」をチームに貸与し、2023年と2024年のMotoGP世界選手権参戦に向けたパートナーシップ延長に関するオプションを含むもの。[adchord]

リン・ジャービス

「ブランド名を変更したRNF MotoGPチームとパートナーシップを延長できることを嬉しく思います。2018年末から2019年初めにかけて、ラズラン・ラザリとセパン・レーシング・チームがMotoGPに参戦を開始した時、彼らが最高峰クラスで嵐を巻き起こすことを誰も予想できませんでした。」

2019年シーズン、2020年シーズンの目を引く成績は、間もなくRNF MotoGPチームと改称されるこのチームのプロフェッショナリズムとレベルの高さを裏付けるものです。このチームのDNAは変わりませんから、ヤマハが引き続き公式にサポートするサテライトチームとしての契約が継続することに自信を持っています。」

ヤマハは、ファクトリーチームに2台、インディペンデントチームに2台、合計4台のマシンをMotoGPのグリッドに並べることを常に明確にしています。新たに設立されたRNF Racing Ltd.が彼らの目標を達成し、将来の才能あるライダーがヤマハでMotoGPに参戦するための足がかりとなるよう、全力でサポートしていきます。

ラズラン・ラザリ

RNF MotoGPチームにとって、今日は歴史的な節目となりました。今年様々な変化が発生したにもかかわらず、私とチームを信頼してくれたヤマハに感謝しています。ヤマハとパートナーシップを築いてからの3年間、優勝、表彰台、ポールポジション、各種の賞など、共に分かち合ってきた成果は忘れがたく、さらなる高みに向けてのモチベーションとなっています。」
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「MotoGPガレージで活躍する情熱的なクルーのサポート、過去の成功から得た経験、そして素晴らしいライダーラインナップにより、2022年のシーズンに向けてヤマハと共に高い競争力で挑むことが出来るでしょう。」

ヨーロッパ・エナジー・グループ マッテオ・バラリン

「MotoGP世界選手権は、独占的で国際的なショーケースです。スターティンググリッドがヒーローたちの舞台となる特別な世界であり、WITHUは価値観や目的を共有することで、パドック内の居場所を見つけました。」

「MotoGPの世界に初めて足を踏み入れてから5年が経過した今日、私たちはこれまで以上に熱意とモチベーションを持っています。WITHUにとって、この新しいタイトルスポンサーとしての経験は、大きな節目であるだけでなく、新たな始まりと強烈なモチベーションを意味します。」

経験ある、真面目で素晴らしいマネージャーが率いるチームですから、楽観的に、自信を持って2022年を迎えることができます。ヤマハのサポートと信頼は、次のシーズンを迎えるための重要な土台であり、今回の2人のライダーの選択は、このプロジェクトにかける真剣さを表しています。」

「また、国際的に権威あるMotoGPの舞台で主導的な役割を果たしたいという願望を裏付けるものでもあります。これらはこれから現実のものとなる夢であり、新しい体験や特別な感動を、我々の顧客、情熱的なゲストの皆様と共有していきたいと思います。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「WITHU YAMAHA RNF MotoGPチームが正式に始動したことが本当に嬉しいです。プロフェッショナルな3者で構成されたチームであり、2022年に向けて彼らと一緒に仕事を始められることをとても楽しみにしています。」

「マッテオは本当に情熱的な人で、このようなモチベーションを持った人がチームにいることは常に素晴らしいことですから、WITHUがチームのタイトルパートナーになったことをとても嬉しく思います。」

「また、ダレン・ビンダーがチームメイトになったことは喜ばしいですし、非常にユニークなことです。Moto3から飛び級でMotoGPに参戦出来るライダーは多くありませんから。チームは彼の中に何か面白いものを見出していると思うので、彼がMotoGPバイクに乗るのが楽しみですね。

ダレン・ビンダー

MotoGPカテゴリーでレースをすることが夢だったので、このような機会を得られたことにとても感謝しています。Moto3からいきなり最高峰のクラスにジャンプするとは思ってもいませんでしたが、しっかりと挑戦していきますし、2022年に向けて懸命に努力する準備はできています。まずはMotoGPクラスで自分の居場所を見つけ、できるだけ多くのことを学んで、ルーキーシーズン中に成長を重ねていきたいと思います。」
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「ヤマハ、そしてWITHU YAMAHA RNF MotoGPチーム には、本当に感謝していますし、今まで自分がここに来るまでに携わってくれた全ての人に感謝をしたいと思っています。WITHUがチームをサポートし続けてくれていることも本当に嬉しいですね。チームに入った初日から、このプロジェクトに対するWITHUの熱意が伝わってきました。今は、シーズンの終わりにYZR-M1に初めて乗ることを楽しみにしています。

(Source: WithU Yamaha RNF MotoGP Team)

(Photo courtesy of WithU Yamaha RNF MotoGP Team)