ファビオ・クアルタラロ同様にフランチェスコ・バニャイアを追うアレイシ・エスパルガロ。今までチーム含め多くのミスを犯してきたと語る。今年の経験を来年に活かしていきたいが、今年は僅かなチャンスを活かして残り2戦でペッコに挑んでいきたい。[adchord]

チームとしての改善がもっと出来るはず

アレイシ・エスパルガロ


「これで300回目のGPとなります。MotoGPで走行することは大きな夢でしたが、ここまで長くキャリアを続けることが出来るとは思いませんでした。自分の先駆者が5人いますが、マレーシアのレースも記憶に残るレースにしたいですね。」

「ゴールはペッコを止めることですが、後半戦の彼の走りは素晴らしいですね。レースの中でもう少しリスクを取って行く必要があるでしょうね。タイトル争いをしていきたいと思います。」

「2019年のデータは全く役に立ちません。ですからギアボックスを含めて基本的な部分の見直しをしています。アプリリアのバイクは全くもって変わっていますからね。来年に向けて戦闘力を高めていきたいですね。」

「ここ最近は良いレースが出来ていません。前回のレースでもポイントを失っています。悪くないレースでしたがスピードはありませんでした。基本的な部分で失うことがあるんです。チームとしての改善がまだ出来るはずです。」

「全体的にチームとしてのミス、そして新しいトラックに素早くアダプトすることが出来ていません。ペッコ、Ducatiのレベルにはないと言えるでしょう。今シーズンを使って自分達のレベルを高めていきたいですね。」

「Ducatiとドヴィツィオーゾも過去に素晴らしいレースをしてきましたし、ヤマハも同様です。彼らチームにとってはこうしたレベルでの戦いは当たり前なんです。アプリリアにとってはこれが初めての経験ですから、学習していきたいですね。」

(Photo courtesy of michelin)