LCRホンダチームは2023年のチーム体制とカラーリングを発表した。ライダーはお馴染み、日本人唯一のMotoGPライダーの中上 貴晶、そしてスズキからホンダに移籍したアレックス・リンスとなる。
リンスは今年で最高峰クラス7年目となるが、スズキ以外のメーカーのバイクでの参戦は初めてとなる。スズキからの乗り換え直後ではあるが、ホンダのバイクの戦闘力向上のために活躍することが期待される。
中上 貴晶は今年で最高峰クラス参戦6年目となり、ホンダのRC213Vをずっとライディングしてきている。昨年はアラゴンGPで負傷した右手のまま日本GPに参戦するなど後半戦は厳しいシーズンとなったが、今年は右腕の怪我の回復も順調の様子だ。[adchord]
アレックス・リンス
「自分にとって7年目のシーズンとなります。毎年新しいことを学習しています。ここ数年間は、多くのプレッシャーを感じる中で落ち着いて仕事をすること、スピードを発揮することなどを学んできました。特に昨年はスズキの参戦停止のニュースを知った後に参戦を続けるという状況で、精神的に大きく成長したと思います。2023年は決意をもって挑みますが、ポテンシャルの高いバイクと共に戦っていきたいと思います。」
中上 貴晶
「2023年のゴールは戦闘力を発揮することです。週末のスケジュール形式が新しくなりますし、スプリントレースもあります。非常にタフで忙しくなるでしょう。しかし戦闘力を発揮する準備が出来ています。しっかりとバトルに参加して実りあるシーズンにしたいですね。良いレースが出来ることを願っています。」
(Photo courtesy of LCR)