アレイシ・エスパルガロは今回のレースでスプリントレース初優勝となった。序盤はペッコのレースペースに驚いたと語るが、そこに食らいついてペッコをターン1のブレーキングで抜いてからは、ペッコを寄せ付けないペースで優勝した。地元ファンの目の前での嬉しい優勝を決勝レースでも再現したい。[adchord]

序盤はペースの速さに驚いた

アレイシ・エスパルガロ

「本当に嬉しいです。今朝はポールポジションを獲得出来なかったことで、レースに向けて絶対に勝つという高いコミットメントを持って挑みました。序盤はペッコの作ったレースペースの速さに驚きましたが、どちらのタイヤが先に駄目になるか、食らいついていこうと思っていました。」

「ペッコのターン1のブレーキングは本当に強烈です。彼をオーバーテイクする際にはストレートで何回もロックを繰り返していました。今日はアプリリアのほうが旋回中、加速時のトラクションが優れていました。オーストリアでも証明されたようにDucatiはストップ&ゴーのサーキットが得意ですが、ペッコをブレーキングで抜けたのは嬉しいですね。」

「明日は全体的にペースがゆっくりになるでしょうから。タイヤはミディアムでしょう。週末を通じてミディアムはフィーリングがいいですから、楽しみですね。ホームレースで地元ファンの目の前で優勝出来たことは、スプリントレースではありますが嬉しいですね。」

(Photo courtesy of michelin)