苦手なカタルーニャで手応えを掴む
マルク・マルケスは、カタルーニャGPで自身の苦手とするサーキットながらポイント獲得に成功し、週末を通じて弟アレックスに接近できたことで確かな手応えを感じている。次戦ミサノについては自身のライディングスタイルに合っていると語り、昨年グレシーニと共に挙げた勝利の再現を狙う。残り7戦となるシーズンだが、チャンピオンシップ決定を視野に入れつつも、すでに2026年を見据える姿勢を示した。また、苦戦中のライバルであるペッコに対しては同情と敬意を示し、Ducatiにとっても彼の復調が不可欠だと語った。

苦手なサーキットでの健闘に自信
「カタルーニャの結果は良かったですね。苦手なトラックですがポイントを獲得出来ました。自分よりアレックスのほうがスピードがありましたが、彼に接近出来ました。週末を通じて接近出来ましたし最終的に良い形で日曜を祝うことが出来ました。ミサノはカタルーニャと比較すると自分のライディングに合っていますから期待しています。」
ミサノでの再現勝利と将来への視線
「昨年は素晴らしいレースが出来ましたしグレシーニと共に素晴らしい勝利を達成出来ました。今年もまた同じように素晴らしい結果を得たいですね。マインドセットは同じであと7戦ですが、多くのレースが残っています。チャンピオンシップを早めに決めることができるかもしれませんが、2025年が終わればすぐに2026年ですから、しっかりと備えていきたいです。」
苦戦するライバル・ペッコへのエール
「ライバルは誰であれ打ち負かしたいと思うわけですが、ペッコのように苦戦しているライバルの姿を見るのは辛いものです。Ducatiにとってもペッコがレベルを取り戻すことは重要だと思っています。彼には素晴らしいチームがついていますが、いつもジャーナリストが同じような質問を投げかけてくると疲れてしまうものです。彼は苦戦から脱出するだけの才能があると思っています。」