ポルトガルのアウトドロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで、2024年ワールドSBKシーズンの冬季テストが行われた。イタリア人ライダー、ニコロ・ブレガは、先週のヘレス・デ・ラ・フロンテーラでのテスト中に感じたフィーリングを確認し、レースペースとタイムアタック(1’39.275)の両方で非常に好調な走行を見せ、ポルトガルでの2日間のイベントを2位で終えた。

一方のアルバロ・バウティスタは、今シーズン導入された新ルールにバイクを適応させるための集中的なセットアップ作業を続け、2日間で176ラップを完了した。スペイン人ライダーは1’40.645のタイムで16位に終わったが、ラップタイムを追求することはなく、予選タイヤを使用しなかった。

アルバ・イット・レーシング – ドゥカティチームは、2月19日と20日に公式テストが行われるオーストラリアのフィリップアイランドサーキットでの2024年ワールドSBKシーズン第1戦に向けてイタリアに戻り、準備を進める。

ポルトガルテストを終えて、残るは開幕前の事前テストのみ

ニコロ・ブレガ

「このテストで行ったことに非常に満足しています。レースペースとタイムアタックの両方で非常にポジティブなフィーリングがあり、これはチームとの良い仕事を示しています。これからオーストラリアに向かい、お気に入りのサーキットでの走行が待ち遠しいですね。目標は楽しむこと。これはルーキーイヤーで、トップライダーと同じプレッシャーはありませんから。」

アルバロ・バウティスタ

「このテストに満足しているわけではありません。初日は、ヘレスでの2日間と比較して前進したと感じたので、感覚は悪くなかったです。しかし、2日目は良いフィーリングを見つけることができず、体調も良くなかったですね。次回走行までの15日間、自宅でできる限りのことをして、オーストラリアに最高の状態で行けるよう努力します。」

(Photo courtesy of Ducati)