トプラック・ラズガットリオグル バルセロナで息をのむ最終ラップでの勝利
バルセロナのカタルーニャ・サーキットで開催されたMOTUL FIMスーパーバイク世界選手権のピレリ・カタルーニャ・ラウンドは、最終ラップ対決となり、トプラック・ラズガットリオグル(ROKiT BMWモトラッド・ワールドSBKチーム)とアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)の息をのむような戦いが展開され、レースは最終コーナーまでもつれた。
スタートでは、チャンピオンシップリーダーのニコロ・ブレガがまたしても出遅れる中、アンドレア・イアンノーネがホールショットを奪取し、レース1の勝者トプラックが追う展開となった。サム・ロウズも再び抜群のスタートを切り、ターン9で先頭に立った。
バウティスタは7周目にイアンノーネがターン10でコースアウトした隙に表彰台圏内へと進出し、その後ブレガを抜いて3位に上がった。トプラックはリードを保っていたが、最終ラップに入ると上位4台が1秒以内に収まり、終盤のバトルがスタート。
最後はトプラック・ラズガットリオグル、アンドレア・イアンノーネ、アルヴァロ・バウティスタのバトルとなり、最終コーナーで素晴らしいアタックを仕掛けたトプラック・ラズガットリオグルが優勝、押し出される形になったイアンノーネのインをアルヴァロ・バウティスタがついて2位、3位イアンノーネとなった。