地元イタリアGPで2位を獲得したエネア・バスティアニーニ。終盤にマルク・マルケスに抜かれて表彰台を逃すかと思われたが、得意の追い上げを見せ、マルク・マルケスを抜き返し、ホルヘ・マルティンを最終コーナーで抜いて2位で完走した。

現在のことに集中したい

エネア・バスティアニーニ

「難しいレースでしたが本当に嬉しい結果です。厳しい期間が続いていましたから、こうやって結果を残せたことが嬉しいです。今日はまさに望んでいた結果でした。マルク・マルケスに抜かれた後からプッシュを始めたんです。」

「マルクを抜き返してホルヘが少し先に見て、彼にアタックしていったんです。最終コーナーでは自分のほうがコーナリングスピードがありましたのでオーバーテイクが出来ました。自分のためにも嬉しいですし、チームのためにも嬉しいです。」

「今日のペッコは本当にスピードがありました。今日はフロントタイヤにも気を使う必要がありましたし簡単ではありませんでした。最後のパートでは自分はいつも引き出しがある状態なんです。ただ、これでペッコに敵うかどうかはわかりません。」

「将来の契約のことよりも現在のことに集中していたいと思っています。今までは2位ではそこまで嬉しいと思いませんでしたけど、昨年は本当に辛い時期でしたし、自分のミス、チームのミスも経験してきました。その中でこうして今日は本当に最高の1日になりましたけど、今この瞬間を楽しんでいきたいと思っています。」

(Photo courtesy of michelin)