2024年モーターランド・アラゴンGPでのミシュランの挑戦
2024年のMotoGP FIM世界選手権は、2022年以来初めてモーターランド・アラゴンのサーキットに戻る。このサーキットは、2009年に開業し、2010年に初めてMotoGPの開催地となり、その後も定期的に使用されてきた。2023年には、全長5.077 kmのサーキットが大規模な改修を受け、全てのアスファルトが新たに敷設されている。今回、ミシュラン・モータースポーツのチームとそのパートナーにとって、完全に新しいトラックでの挑戦となる。
ミシュラン二輪競技マネージャー ピエロ・タラマッソ
「今週末の主な課題は、タイヤの摩耗と熱のコントロールです。今回のコンディションを考慮して、我々は新しいラインナップから比較的硬いゴムコンパウンドを選択しました。2年前のレースは9月18日に行われ、当時は天候も今ほど複雑ではなく、我々が良く知る路面でした。しかし、今回は新しいアスファルト、そしてサーキットの構成と負荷の大きさから、完全に新しいゴムで挑むことになります。」
今回のレースでは、ミシュランは前輪用にソフト、ミディアム、ハードの対称コンパウンドを提供し、後輪用にはソフト、ミディアム、ハードの非対称コンパウンドを用意している。また、雨天時には前後ともにソフトとミディアムのMICHELIN Power Rainタイヤを使用することができる。
2022年のアラゴンGPでは、エネア・バスティアニーニ（グレシーニ・レーシング）がフランチェスコ・バグナイア（ドゥカティ・レノボ・チーム）を0.042秒差で抑え、勝利を収めている。
