タイヤを維持しながら完走を目指した
ホルヘ・マルティンは、今週末のレースで圧倒的な走りを見せたマルク・マルケスを称賛し、彼から多くを学んだと語った。特にセッションごとに少しずつ差を詰めることができたことに手応えを感じており、レース中も彼を追いかける中で自身の限界に挑んだ結果、2位を獲得したことが大きな成果であったと述べた。レースは困難を伴うものだったが、マルティンは冷静さを保ち、最後まで戦い抜いたことに満足感を示している。
ホルヘ・マルティン
「本当に長い期間優勝から遠ざかっていたマルクにまずはおめでとうと伝えたいですね。今週末の彼はまさにアンタッチャブルでした。自分は彼から多くを学んでいきました。セッションごとに彼の走りから学習して少しずつ差を詰めていけたと思います。レースではマルクを追う中で少しプッシュしすぎてしまった部分があると思います。今回はここで2位を獲得できたことが本当に大きなことでした。」
「今回のレースはイベントフルでしたね。序盤は昨シーズンのカタールのようにスピンが多発しており、その後はペドロを抜くチャンスと思ったら2人して転倒しそうになりました。ただストレートスピードが出ていたので、彼をすぐに追い抜くことができました。その後はタイヤとフィーリングを維持しながら完走を目指して走行しました。難しいレースでしたね。」
「今回はレースの前に転倒をしたわけですが、落ち着いてレースに挑むことができました。また今週はマルクを除けば最速のライダーでしたから、ペッコとのバトルに関しても良い状態で迎えることができましたね。ペッコとアレックスの転倒についてはアレックスはあれ以上バイクを倒すことは出来なかったでしょう。かなり激しい絡み方をしていたので、2人が無事だといいですね。」
（Photo courtesy of michelin）