危険な転倒だった
ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamに所属するトプラク・ラズガットリオグルが、フリープラクティス2でのクラッシュによりマニクール戦を欠場することが決まった。トプラック・ラズガットリオグルはタイムアタックの1周目、ターン14で転倒、サーキットに設置しているバリアの角に体が引っかかった形で非常に恐ろしい形での転倒となった。
トプラックすぐにメディカルセンターに搬送され、背部の打撲傷と診断された後、さらなる検査のため病院に運ばれた。その結果、軽度の外傷性気胸と診断され、今週末のレースには出場できないことが発表された。外傷性気胸ということで、肺に穴が空いている可能性もあり、今後のレースに向けて気がかりな怪我となる。
BMWの声明
「ROKiT BMW Motorrad WorldSBKのトプラク・ラズガットリオグルは、フリープラクティス2での転倒とその後の検査により、マニクールでの2024年FIMスーパーバイク世界選手権第8ラウンドの残りのレースを欠場することになりました。彼はワールドSBKのメディカルチームにより今週末の出場は不可能と判断されています。」
BMWモータースポーツ スヴェン・ブルッシュ
「BMWモータースポーツファミリー全員が、トプラック・ラズガットリオグルの早期回復を心から願っています。素晴らしい走りを見せていただけに残念ですが、健康が最優先です。彼が再びサーキットに戻ってくるのを楽しみにしています。回復状況については、適時に最新情報をお伝えします」
（Photo courtesy of BMW）