フランスGPの予選セッションは、最後の最後に地元フランスのファビオ・クアルタラロがマルク・マルケスを抜き去ってポールポジションを獲得。ファビオ・クアルタラロのポール獲得は前回のヘレスに続いて2連続。そして彼自信としては2021年ぶりの連続ポールとなった。
2位は今週は金曜日からスピードを発揮しているマルク・マルケス、3位にアレックス・マルケスが入った。なお4位のフェルミン・アルデゲルは転倒してセッション最終アタックに挑むことが出来ていないが、それでも4位を確保した。
5位は今週末も存在感を発揮しているKTMのマーべリック・ビニャーレス。引き続きKTM最速ライダーとしてDucatiを脅かしている。6位はフランチェスコ・バニャイア。金曜日の出来が今一つのまま土曜日を迎え、苦手としているスプリントが続いてしまう展開が続いている。
7位はアプリリアのマルコ・ベッツェッキ、8位ジャック・ミラー、9位フランコ・モルビデッリ、10位ラウル・フェルナンデスとなった。
予選ポールポジション
ファビオ・クアルタラロ「ポールポジション獲得が出来て嬉しいです。多くのファンがサポートしてくれているおかげです。重要なポールポジションですが、ポイントは今日のレースで初めて得られます。楽しみたいですね。」
予選2位マルク・マルケス
「ファビオのライディングは素晴らしかったです。満員のル・マンでこのポールポジションは彼にふさわしいですね。ヘレスでも素晴らしい走りでしたね。ボックスでリガモンティとファビオのほうが速いかもしれないと話していたんです。今日は最終セクターでプッシュしすぎましたね。1列目スタートが目標でしたからいずれにしても嬉しいです。」
予選3位アレックス・マルケス
「フロントローを獲得出来て嬉しいです。マルクとファビオが素晴らしい走りをしていますね。ファビオは適切なタイミングで最高のラップを記録するあたり、さすがはチャンピオンですね。昨日から大きくステップアップしていますし、スプリントレースが楽しみです。」
予選1では小椋 藍が転倒したことでタイムアップ出来ず、予選1を9位となった。なお、テストライダーの中上は予選1で12位に終わった。