小さな改善を着実に続けるホンダ

ジョアン・ミルはオーストリアGPでの初日を振り返り、ホンダの進化が一戦限りではなくここ数戦にわたって続いていると語った。午後の走行ではフロントの問題に直面しながらも、冷静に対処し改善に成功。今のパフォーマンスではこれ以上を望むのは難しいと認めつつも、100%の力を尽くす姿勢に揺るぎはない。

ジョアン・ミル

「ホンダが強みを発揮出来ているのは今回に限らずここ数戦です。Q2に出場するなどの結果も今回が初ではありません。これ以上の結果を出すことが難しいのですが、ゴールは常に100%を尽くすことが重要です。今日は午後に関してはフロントに苦戦しましたが、なんとか問題を収束することが出来ました。明日に向けても少し改善の余地があると感じています。」

「シーズン当初と感じると大きなステップアップを果たしていません。ただ、小さな前進を確実にコンスタントに続けています。トップ6、トップ8付近の結果を得ていますから、この先は通常のコンディションで表彰台や優勝を獲得する必要があります。ブルノではなんとか2列目に入ることが出来ていましたから、今週末も同様に結果を出していきたいですね。」