オランダ戦 スーパーポールレースでブレガが連勝 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が、2026年WorldSBK第3戦オランダ・ラウンドのティソ・スーパーポールレースを制し、連勝を12へ伸ばした。歴代最多記録の13連勝まであと1勝。舞台となったTTサーキット・アッセンで、イケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati)とサム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)を抑え、レース2のフロントロウも手にした。10周で争われた短距離レースは、スタートでブレガがホールショットを決めて主導権を握った。レクオナはターン1でサム・ロウズをかわして2番手へ浮上。序盤からレース1と同じ表彰台メンバーが隊列を築き、そのまま後続との差を拡大した。

ブレガはこの勝利で12連勝を達成し、トプラック・ラズガットリオグルが持つ歴代最多13連勝にあと1つと迫った。レクオナは5戦連続表彰台を記録したが、いずれもチームメイトの後ろで2位。サム・ロウズは2026年シーズン2度目、自身WorldSBK通算7度目の表彰台を獲得した。

4位争いでは、アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)が序盤に積極的な走りを見せた。ターン16でアルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)を攻略し、続く周回ではターン1でシャビ・ヴィエルへ(Pata Maxus Yamaha)もかわして4番手へ浮上する。一時はバウティスタとの差を広げたが、終盤にスペイン人ライダーが差を詰めた。8周目のターン16で仕掛けたバウティスタは、この場面では抑え込まれたものの、9周目のターン1でパスを成功させて4位を奪取。アレックス・ロウズは5位となった。

6位争いは最後まで激しさを保ち、最終ラップでシャビ・ヴィエルへがポジションを奪って2列目スタートを確保した。ダニーロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)は最終ラップでヴィエルへにかわされて7位。ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)は8位まで挽回し、ペトルッチとの差はわずか0.001秒だった。

レース2の3列目最後のポジションはアンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)が確保した。ロカテッリは好スタートから序盤トップ5圏内を走行したが、その後は順位を落とした。10周目ターン5では危険な走行により、9位走行中にレミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)へポジションを譲る場面もあったが、最終ラップで9位を取り戻した。