2019年のダカールラリーにモンスターエナジーホンダチームは5名のライダーで挑みます。
ライダーラインナップはJoan Barreda (スペイン、35歳)、 Kevin Benavides (アルゼンチン、29歳)、 Ricky Brabec (アメリカ、27歳)、 José Ignacio Cornejo (チリ、24歳) and Paulo Gonçalves (ポルトガル、39歳)、そして30名のクルーから成り、優勝を目指しています。今年のラリーはペルーの過酷な10ステージを争うラリーとなります。
2019年のダカール・ラリーのキックオフは1月6日で、ペルーの砂丘エリアを走行した後にペルーの首都でゴールを迎えます。
素晴らしき2018年シーズン
モンスターエナジーホンダチームは度重なるテスト、素晴らしい成績のレースを達成してきました。そしてチームは今年始めてとなるレースに最高のコンディションで挑むことになります。
ライダー達は南アフリカで行われたラリーにおいて素晴らしい強さを発揮、8月9月に開催された主要な3レースにおいて優勝(Atacama Rally, Ruta 40 and Inca Challenge)、さらに4月にはモロッコで開催されたMerzouga Rallyでも優勝しています。ホンダCRF450ラリーは幾重にも渡るテストを重ね、モンスターエナジーホンダチームは2019年のダカール・ラリーにしっかりと準備が出来ています。
リマでスタート/フィニッシュを迎える10ステージのラリー
これよりチームはテクニカルチェック、オフィシャルのチェックを受け、1月7日からのLima-Pisco間のレースに備えます。このステージには84kmのSS区間が設けられ、ステージのトータル距離は331kmとなります。
セカンドステージはPiscoからSan Juan de Marconaとなり、バイクは車の後のスタートとなるためにトリッキーなレースになることが予想されます。車によって轍が出来た道を走行することになるため、バイクにとってが過酷なステージとなるでしょう。
今回のダカールラリーで最長のステージの1つとなるのはステージ3のSan Juan de MarconaからArequipaで、そのトータル距離は約800kmに及びます。4日目はマラソンステージとなり、ライダー達はArequipaからMoqueguaを走行します。この間ライダー達はメカニカルアシスタントを受けることが出来ず、バイクの発生したトラブルを自ら解決する必要があります。
また、5日目はモトクロススタイルのスタートが予定されています。
休息日はArequipaで土曜となり、その後レースは後半戦に突入します。Super-Icaが1月15日に開催されますが、ライダー達は車、トラックと共に戦うことになります。また翌日にはさらにモトクロススタイルのスタートが予定されています。
リマにライダー達が戻ってくるのは木曜日が予定され、これでレースはトータル5541kmとなり、SS区間は全体で2889kmとなります。
2019年のダカールラリーに出場するのは合計で138台のモーターサイクルで、レースは世界70チャンネル、190カ国で放送されます。
(Photo courtesy of HRC)