マーべリック・ビニャーレスがシーズン途中でヤマハを去る可能性が出てきたことについて、似たような状況でKTMとの契約を破棄、シーズン途中でフィリップアイランド戦から、中上の代役としてホンダのバイクで参戦を開始したヨハン・ザルコ。自分の状況はマーべリック・ビニャーレスとは異なると語る。[adchord]
KTMでは苦戦して辞めたいと思っていたが。。
ヨハン・ザルコ
「2019年、KTMでは確かに苦戦していて辞めたいと思っていました。しかし、自分はマーべリック・ビニャーレスのようにアッセンで表彰台を獲得したり、そういった事はありませんでしたから、彼と同じ状況では無いと理解しています。2019年時点のKTMは現在のヤマハのようなレベルにはありませんでしたし、ヤマハは過去ずっとコンスタントに成績を残してきていますからね。ビニャーレスはその状況を変えるためにヤマハを離れるわけですが、なぜここまで苦戦しているのかわかりません。」
「自分はオーストリアでKTMにシーズン途中で辞めたいと伝えてから、結果的にシルバーストーンとミサノでレースをしています。その後やはり自分のベスト言える走り、結果が出ず、KTMとも協議した結果、彼らもこれから更に開発を行うパーツがあり、それを自分に知られたくないということでしたから、途中でKTMで走るを辞めました。」
「その後、ホンダで走る機会をいただき、その後Ducatiに移籍出来たんです。ですから状況は色々と異なると思いますよ。ヤマハとマーべリック・ビニャーレスがこういう形になってしまったのは残念で仕方ありません。ヤマハとしてはチャンピオンシップリーダーがいるわけで、ビニャーレスのポテンシャルは理解しつつも放出する決断に至ったのでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)