マルク・マルケス レプソルホンダとの10年目となる2022年シーズンを開始2022年はマルク・マルケスにとってレプソルホンダチームで迎える10シーズン目となり、マルク・マルケスはレプソルホンダでの7度目のタイトルを狙うことになる。

マルク・マルケスがレプソルホンダチームに加入したのは2013年。チームメイトはダニ・ペドロサだった。マルク・マルケスは開幕戦カタールで3位を獲得すると、2戦目のアメリカズGPで優勝、マルケスは20歳63日で、最高峰クラス最年少優勝記録を樹立した。

その後ドイツ、ラグナセカ、インディアナポリス、ブルノでも優勝。そのままバレンシアでタイトルを獲得し、マルケスは20歳266日で最高峰クラス最年少でのタイトル獲得を達成。今までの最年少記録保持者だったホンダの伝説のライダー、フレディ・スペンサーの記録を塗り替えた。[adchord]

その後もマルケスはチームと共に優勝、タイトルを獲得しながらも、怪我に泣かされるシーズンもあった。2022年は怪我からの復帰を乗り越えて、トップ争いをすることがマルケスの目標となる。マルケスが今年最初に狙うのは最高峰クラスでの100回目の表彰台獲得だが、この記録を保持しているのは過去3名しかいない。

マルケスは10年に渡るレプソルホンダとのシーズンの中で、2014年に1シーズンに13勝した初のライダーとなっており、1970年以来初めて10連勝を達成、2014年には21歳と237日という史上最年少記録で最高峰クラスで2年連続タイトルを獲得している。また、2019年には最高峰クラスで最高得点となる420ポイントを獲得してシーズンを終えた。

マルク・マルケスとレプソルホンダチームが獲得したポールポジションは62回、表彰台は99回、優勝は59回、獲得タイトル数は6個だ。ホンダにおいても、マルケスは最高峰クラス最多優勝、全クラス最多優勝、ミック・ドゥーハンに4ポイントの差をつけて最高峰クラスのポールレコードホルダーとなっている。

なお、レプソルホンダチームに最も長く在籍したのはダニ・ペドロサで、その記録は13年間となる2022年のMotoGP世界選手権は、3月6日にカタールで開幕。練習走行は3月4日から開始となる。

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)