驚異的なラップタイムを記録したホルヘ・マルティン。他のライダーも58秒台フラットを達成してくると予想していたこと、ミスが2回あったことから、タイム短縮は可能だと感じたと語る。問題となるのはいつもレースだが、序盤に引っ張って抜かれるオーストラリアのような展開を避けたいところだ。[adchord]

シーズン中に失っていたフロントの自信を取り戻した

ホルヘ・マルティン

「今日は暑かったですから57秒台を出せるとは思っていませんでした。PF4で転倒もしていましたし、自信を取り戻すのは大変でした。1回目のアタックで58秒フラットで2回ミスをしていた状態でした。ですからミスをしなければと思いましたし、他の選手も58秒0を更新してくると思ったのでプッシュをしました。」

「57秒7という素晴らしいタイムが出ましたが、データを見てなぜそれが可能だったのかを自分でも分析したいと思います。いずれにしても本当に嬉しい結果です。」

「FP4の3周目ではターン9でフロントから転倒しましたが、セカンドバイクでその後走行してすぐにフィーリングは良かったので、しばらくして失っていたターン9におけるフロントの自信を取り戻すことが出来ました。」

「シーズン中盤は特にフロントの自信を失っていたんですが、それでセッティングを変更してきました。しかしノーマルセットアップでまた戦闘力を取り戻すことが出来ています。」

「ミディアムリアが明日のタイヤになるかと思っていますが、フィジカル面では厳しいレースになるでしょう。序盤にコントロールする必要があるでしょうが、これは誰もが同じです。ベストを尽くします。」

(Photo courtesy of michelin)