ホルヘ・マルティンはフランチェスコ・バニャイアにおいつくことは叶わなかったものの、しっかり結果を残している。最終ラップにエネア・バスティアニーニに抜かれなかれば2位での完走となったが、終盤に戦力を温存したエネア相手に戦うことは出来なかったようだ。
今日は走りが出来た
ホルヘ・マルティン
「興味深いレースでした。最終ラップはフラストレーションがたまりますが、レース前に表彰台が約束されていたらそれに飛びついたでしょう。昨日は本当に苦戦していたので今日は良い走りが出来たと思います。残り3−5周でペッコに接近していたんですが、アタックするほどではありませんでした。昨年よりも競争力をアップ出来ていますし、毎週末表彰台を争うことが出来ています。土曜の段階でペッコが最速でしたけど、彼に少し接近出来たのは良かったと思います。」
「なぜ転倒したかわからないことはあります。ヘレスでもありましたし、昨日の転倒の理由はまだわかりません。通常自分はバイクの仕様をあまり変更しないで、ありのままを理解していかに速く走るかを考えるんですが、昨日からはバイクを少し変更しています。これで自分というよりはクルーチーフに、将来別のトラックで戦う際に、バイクのセッティングを変更することを恐れない安心感を与えることが出来たと思います。難しい時にポジティブな示唆を得ることが出来ましたね。」
「24年型のアドバンテージはブレーキングにあると思いますが、例えばムジェロでは23年型のほうが強みはあると思います。23年型に比べると24年型はバイクを曲げにくいので、自分はその点で今年苦戦しています。ただ、大きな差はないと言えるでしょうね。」
(Photo courtesy of michelin)