ハンター・ローレンス フィラデルフィア泥戦で表彰台獲得 タイトル争い継続 AMAスーパークロス第15戦

AMAスーパークロス第15戦フィラデルフィア大会が悪天候の中で開催され、Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスが450SXクラスで3位表彰台を獲得した。

大会は雨による厳しいマディコンディションとなり、メインイベントは短縮レースとして実施。ローレンスは厳しい状況の中でダメージを最小限に抑え、タイトル争いに踏みとどまった。

ローレンスはCRF450RWEで450SXメインイベントのホールショットを獲得し、ケン・ロクスン、クーパー・ウェブとともにトップ争いを展開。序盤はロクスンに先行を許したものの、中盤前には再び首位争いを仕掛けていた。しかしリズムセクションで転倒を喫し、3番手へ後退。その後はポイント損失を最小限に抑える走りへ切り替え、3位でチェッカーを受けた。

ランキングではロクスンが310ポイントで首位に立ち、ローレンスは4ポイント差の306ポイントでランキング2位。クーパー・ウェブはさらに20ポイント差で続いている。残りは2戦となった。

ホンダ勢ではジョーイ・サヴァッジーが4位、シェーン・マケルラスが6位、ディーン・ウィルソンが8位に入り、トップ8に4台のホンダ勢がランクイン。クリスチャン・クレイグは15位だった。

また250SXイーストでは、Storm Lake Hondaのイザイア・クラークがメインイベント中のクラッシュで大腿骨を骨折。翌日に8時間に及ぶ手術を受けたことが明らかになった。

次戦AMAスーパークロス第16戦は、5月2日にデンバーで開催される。

ハンター・ローレンス

「ウェットコンディションでのスタート練習に多くの時間を費やしてきましたが、今週末はそれが大きな成果として表れました。ヒートレースもメインイベントも良いスタートを切れましたし、取り組みが結果につながったのは良かったです。走りの感触もとても良かったですが、コースの難しい場所でほんの小さなミスをしてしまいました。その後はグローブも泥だらけになり、再びリズムを取り戻すことに集中するしかありませんでした。」

「よく“泥は実力を平等にする”と言われますが、実際には地雷原のようなものです。望んでいた結果には届きませんでしたが、それもレースです。ただ、多くを学べた状態でここを離れられることには満足しています。残り2戦で何が起きても対応できる準備はできていますし、楽しみです。」

ラース・リンドストローム

「目指していた結果ではありませんでしたが、このようなコンディションでは良くも悪くも何が起きても不思議ではありません。5ポイント差の損失で済んだことは前向きに捉えています。ハンターとチームが、どんなコンディションでも良いスタートを切るために必要な改善点を理解し、実行できたことを非常に嬉しく思います。それが勝利への最大のチャンスになります。」

「ハンターが転倒してしまったのは残念でした。非常に良い流れで走れていましたし、勝てる可能性は十分にあったと思います。ただ、ある意味では状況がシンプルになりました。チャンピオンを獲得するためには、残り2戦で勝ちに行くしかありません。」