
MotoGPスペインGP翌日に行われたヘレス公式IRTAテストで、レッドブルKTM勢が開発作業を推進。ペドロ・アコスタがレッドブルKTM RC16勢最速となる総合5番手タイムを記録した。
レッドブルKTMファクトリー・レーシングとレッドブルKTMテック3は、テストライダーのダニ・ペドロサを加えた体制で2026年最初の公式インシーズンテストに参加。エネア・バスティアニーニ、アコスタ、ブラッド・ビンダー、ペドロサの4人で合計250周以上を走行した。
テストでは新型空力パッケージ、レースセットアップ最適化、サスペンション評価などを重点的に実施。タイムアタックは優先事項ではなかったものの、アコスタはトップから0.355秒差の1分36秒299を記録し、総合5番手につけた。バスティアニーニは12番手、ビンダーは16番手。14人が1秒以内にひしめく接戦となった。MotoGP次戦は5月8日から10日にかけて開催されるフランスGP。舞台はル・マンとなる。
ペドロ・アコスタ
「1日遅れかもしれませんが、自分たちが目指していた場所に到達できました。ファクトリーが持ち込んだ新しいパーツには満足していますし、ル・マンですでに使えることを期待しています。少しトラクションが向上しましたし、新しいフェアリングも機能しているように感じます。今日何が良かったのかをしっかり理解する必要があります。」
エネア・バスティアニーニ
「今日は良い仕事ができました。大きな変更ではありませんでしたが、異なることを試し、悪くない前進がありました。昨日よりレースペースも改善していましたし、良い方向性だと思います。空力面では良い部分も悪い部分もありましたが、70%くらいはポジティブでした。今はル・マンに向けて自信があります。」
ブラッド・ビンダー
「今日は異なるフェアリングを試しましたが、高速コーナーでの旋回性が少し改善されました。それは良かったです。それ以外では新しいリアショックもテストしましたが、コーナー立ち上がりでマシンの動きが落ち着き、トラクションも改善したように感じました。コーナー進入時の安定感も増しました。小さな変更ではありますが、自分たちが必要としていた領域で改善が見られました。かなり良い内容だったと思いますし、これからチームがデータを分析してさらに発展させていくでしょう。」
アキ・アジョ
「月曜日のテストは常に多くの作業と新パーツがあり、さらに路面コンディションが非常に良いため、正確な情報を見極めるのは簡単ではありません。しかし、常にポジティブな要素があります。今回投入した新しい空力パッケージは、我々の期待に応える内容でした。」
「これから詳細な分析を行いますが、おそらくかなり早い段階で実戦投入することになるでしょう。作業は終わることがありませんが、他のパーツやサスペンションについても評価を進めました。良いテストでした。」
セバスチャン・リッセ
「開幕から4戦を終えた段階で、今シーズン改善したい部分についてはかなり明確になっていました。非常に良い結果を残した週末もあれば、共通した課題が浮き彫りになった週末もありました。今日はそこに集中し、さらに2回目の空力ホモロゲーションにも取り組みました。」
「用意していた項目はライダーたちと非常に良い形で進めることができましたし、共通した方向性とポジティブな要素を確認できました。次戦だけでなく、今シーズン全体に向けても有益な内容です。今後はバルセロナでも追加テストを予定しています。今回とそのテストを通じて、年間を通した技術的ステップを進めていきます。計画通りに進んでいますし、ここで多くを学ぶことができました。スペインGPは難しい週末でしたが、今日は十分なポテンシャルがあったことを示せたと思います。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。