
MotoGP世界選手権は第10戦オランダTTに向けてアッセンへと移動する。プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPチームにとって、今大会は近年のラウンドで示してきた進歩をさらに積み重ねる重要な機会だ。ジャック・ミラーにとってアッセンは10年前にMotoGP初優勝を飾った思い出の地であり、トプラック・ラズガットリオグルはWSBK時代から熟知するコースでMotoGPマシンへの適応をさらに深める。
ジーノ・ボルソイ(チームディレクター)
「アッセンはエンジンのパワーが他のサーキットほど重要にならないコースです。そのため、エレクトロニクスとシャシーで積み重ねてきた改善が、競争力アップにつながると考えています。近年のレースでは先頭グループとのギャップを縮め続けており、今週末もその流れを維持することが目標です。」
「天候がレースに大きく影響するコースでもあります。アッセンでは雨が降る可能性が常にありますが、さまざまなコンディションへの準備はできており、必要であれば柔軟に対応できる状態です。」
「ここ数戦で見せてきた進歩を続けることができれば、自信を持って臨む理由は十分にあります。目標は変わりません。前を走るライダーとの差を縮め、チームとしての勢いを積み上げていくことです。」
「ブルノで苦しい週末を過ごしたジャックが、本来の走りを取り戻してくれることも期待しています。彼は信じられないほど懸命に取り組み、ヤマハとチーム全体に貴重なフィードバックを提供し続けています。良い週末を過ごす資格がある選手ですし、アッセンでもポイント争いができると確信しています。」
ジャック・ミラー
「アッセンに戻るのが楽しみです。連戦なのでリセットする時間はほとんどありませんが、すぐに仕事に取りかかる準備はできています。」
「アッセンは自分にとって特別な場所です。あのMotoGP優勝からもう10年が経つとは信じられません。予想外の状況で生まれた結果でしたが、キャリアの中で最も忘れられない瞬間のひとつです。」
「今週末はオープンな気持ちで臨みます。まだやるべきことはありますが、確実に前進していますし、バイクも自分たちのバイクへの理解も正しい方向に進んでいると感じています。」
「その流れを続け、近年のレースで得たポジティブな要素を積み重ねながら、今週末もまた一歩前進できるよう努めます。」
トプラック・ラズガットリオグル
「アッセンはWSBKのキャリアを通じてよく知っているサーキットですが、MotoGPマシンで走るのはまったく異なる体験になります。最大の課題はライディングスタイルの適応です。スーパーバイクのときのような止めて加速するアプローチが本能的に出てしまうことがまだありますが、MotoGPマシンには別のスタイルが求められます。」
「レースを重ねるごとにバイクへの理解が深まり、必要なライディングスタイルを学んでいます。バイクの上でより落ち着いて、ブレーキの使い方やコーナーへの進入速度の乗せ方が自然になってきていると感じています。まだ学ぶべきことはたくさんありますが、感覚は毎週末改善されています。」
「改善が必要なエリアに引き続き取り組んでいますし、もう一段階上げられる余地がまだあると思っています。そこを見つけられれば、競争力に大きな違いをもたらすことができるはずです。」
「アッセンは特別なサーキットで、自分が好きなコースのひとつです。チーム全員がモチベーション高く臨んでいますし、今週末に何を成し遂げられるか楽しみにしています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。