昨年に引き続き、今年もヤマハに敗れた形のドヴィツィオーゾ選手。セクター3で背後につけてホームストレートでスリップストリームを使えれば。。という状況でしたが、ビニャーレス選手のほうが後半のセクター3のタイムが速く、悲願の開幕戦優勝をあと少しの所で逃す形となりました。

(Photo courtesy of michelin)

 

Q

「2015年もヤマハに次いで2位、2016年もヤマハに次いで2位、そして2017年もヤマハについで2位となりましたね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「今回はまた違うレースでコンディションが非常に難しかったですね。湿度も高くレースがスローに感じました。グリッド上でリアタイヤを変えるという決断をしてソフトタイヤを履きました。表彰台を獲得したライダーでソフトタイヤを履いていたのは自分だけですね。表彰台を獲得するまでの流れについては非常に満足しています。今日は序盤リードをしてタイヤをセーブしました。これがレースを良いスピードで終える唯一の方法でした。」

「最後の5周はリアタイヤがもう完全に終わっていましたね。最終ラップまでマーヴェリックと戦うことが出来ました。これはストレートで彼をオーバーテイクすることが出来たこと、そしてブレーキングで抑える事が出来たという、このトラックでの強みがあったからです。最後の5周は彼のほうが速かったんですが、最後の5周は出来る限りのことをしました。マーヴェリックにとっては、自分の弱い部分を理解するのは簡単だったでしょう。そして残り2周で、彼はまさに自分の弱点部分でオーバーテイクしていきました。彼はストレートで自分が彼を抜き返せないだけのギャップを維持して走行し、最終ラップに彼をコーナーで抜くことは不可能でした。」

 

Q

「そうは言っても優勝に近い状態での素晴らしくポジティブなレースウィークでしたね。GP17はパッケージとしては戦闘力が高いと言えますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「コンディションが難しく、ミスをしやすい状況でした。妙なウィークエンド、妙なコンディションのレースでした。まだ初戦ですから改善すべき点がまだまだありますね。」

 

Q

「昨年のアルゼンチンは嫌な思い出があると思いますが、(最終ラップにチームメイトのイアンノーネ選手にインから突っ込まれ、表彰台を逃した)あと数週間でテルマス・デ・リオ・オンドに向かうことについてはどうですか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「通常のコンディションであれば練習走行をしてレースをするだけですが、昨年は路面が非常に汚かったので、今年はコンディションが良いといいですね。ただ、いつも自分は良い結果を得ることが出来ているトラックですよ。楽しみにしています。」