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★NTS RW Racing GP は明日のサンマリノ GP 決勝で逆襲 を狙う

第13戦サンマリノGPの予選で、NTS RW Racing GP のスティーヴン・オデンダールとジョー・ロバーツは、着実にラップタイムを詰めていきましたが、決勝レースのスターティンググリッドはともに9列目スタートとなってしまいました。

昨夜半にミザノワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリ一帯に雨が降ったため、今朝の路面は湿りの残る状態でした。しかし、午前中から陽光に恵まれて時間の経過とともにコンディションは回復しMoto2クラスのセッションは午前午後ともにドライコンディションで行われました。

午後は温度条件が上昇したため、当地を初めて走行するNTS陣営にとっては厳しいセッションになってしまいました。Moto2クラスの上位陣にも転倒者が続出する難しいコンディションのなか、NTS RW Racing GP は車体性能を存分に引き出すセットアップの探求を続け、明日の決勝レースのウォームアップ走行枠で最終調整を狙います。

Moto2クラスのサンマリノGP決勝は、現地時間午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートする予定です。

スティーヴン・オデンダール

(予選25位1分38秒671)
「今日の予選では、セットアップを確実に進めることができた。1分38秒6のタイムは、このウィークのベストタイムだよ。しかし、トップ20に食いこむところまでは行かなかったのは残念だ。最後の微調整で試してみたい方向性はハッキリしているから、明日午前のウォームアップで、チームと力を合わせてしっかり煮詰めていくよ」

ジョー・ロバーツ

(予選26位1分38秒732)
「前戦のシルバーストーンでは、予選で力強い走りを発揮できていたので、今回の予選ポジションは本当に悔しくて残念だ。昨日見つけたセットアップの方向を今日の公式練習3のセッションで試して、いい手応えを得られると思っていたんだ。明日の決勝レースでいい走りをするために、さらにもうちょっとしたところを決勝前の午前のウォームアップで突き止めらるよう諦めずプッシュしていきたい」

ヤルノ・ヤンセン(チームマネージャー)

「今日は厳しい予選になってしまいました。もう少しいいポジションを狙えると思っていたのですが今日の午後に路面温度が上昇したことが、このサーキットを攻略する難易度をさらに引き上げてしまいました。とはいえ、レースウィークで最も重要な決戦は明日の日曜日です。我々は総力を結集し、明日に向けてしっかりと準備を進めていきます」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

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