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★Moto2オーストラリアGP オーストラリアGP決勝でNTS RW RACING GPがトップ15に迫る走りを披露

日曜午後2時20分(日本時間午後0時20分)にスタートした第17戦オーストラリアGP決勝レースで、NTS RW RACING GPのスティーヴン・オデンダールとジョー・ロバーツが素晴らしい健闘を見せました。しかし、惜しくもポイント獲得圏内には届きませんでした。

決勝レースは、今回の週末で最も良好なコンディションになりました。NTS陣営の両選手は、この好条件を活かすべく序盤から高い集中力で臨みました。オデンダールとロバーツは、25周のレースを最後まで全力で戦い抜きましたが、オデンダールは17位、ロバーツは18位でチェッカーを受け、ともに僅差でチャンピオンシップポイントを逃す結果に終わりました。フライアウェイシリーズ三連戦の掉尾を飾る第18戦マレーシアGPは、セパンサーキットで11月2日(金)午前にフリー走行1回目がスタートします。

スティーヴン・オデンダール


(決勝レース17位完走)
「今日は優勝選手から15秒差でゴールできたので、今シーズンで最も高い戦闘力を発揮できたレースだと思う。序盤にあともう1~2名の選手をオーバーテイクできていれば、もっと前の集団で走ることもできていただけに、それが少し残念だ。それを除けばまずまずのレース内容で、セットアップもうまく決まっていた。今回のように流れるリズムが重要なコースでこういう結果を獲得できたのは、僕たちがしっかりと前進できている証拠だと思うよ」

ジョー・ロバーツ


(決勝レース18位完走)
「今日のレースでは、いくつかミスをしてしまってコーナーで大きくはらんだために、前との差が開いてしまった。レースペースは良くて、グループについて行ける速さはあっただけに、残念な結果になってしまった。ポイントを獲得できなかったとはいえ、今回は週末を通してまずまずの流れを作ることができたので、次のセパンではさらに上位の結果を目指すよ」

ヤルノ・ヤンセン(チームマネージャー)

「今日のレースではポイントを獲得できると思っていたので、残念な結果になってしまいました。いつものようにチーム全員の総力を結集して臨んだ今回のレースウィークで、金曜のセッションではいい結果を得ることができました。一年を通じてしっかり積み上げてきた成果は、このような形でしっかりと発揮できるようになってきたと実感しています。Moto2クラスのレースは、予選順位が大きくレースに影響しますが、そのために日曜の決勝は我々にとって、さらに厳しい戦いを強いられることになってしまいました。その結果、ジョーは金曜の走り出しに掴んでいたいいリズムをレースで発揮できませんでした。一方、スティーヴンはレースを経るたびに着実に積み上げてきて、今回も安定したペースでレースを走りきってくれました。ポイントを獲得できなかったのは残念ですが、手応えを掴むことができたという意味では、いい内容のレースウィークだったといえるでしょう。次戦はさらに高い結果を目指し、チーム一丸となって努力を続けます」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

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