アプリリアでテストライダーを務めるブラッドリー・スミスは2020年にMotoGPへのフル参戦を狙っているが、それよりも2020年型のバイクをしっかりと開発するということに情熱を注いでいる。噂通りティト・ラバトがWSBKのKRTに移籍すれば確実にAvintiaのシートが開くが、Ducatiとの相性が定かではないスミスをDucatiが欲しがるかどうか。
ブラッドリー・スミス
「現状のアプリリアとの契約には満足しています。2020年にもしフル参戦のチャンスがあれば飛びつこうと思っていますが、そこまでのチャンスはないでしょうね。今のトッププライオリティーはアプリリアの2020年型 RS-GPをしっかりと開発することです。」
「ほぼ全てのチームが2020年型を8月に発表します。アプリリアはここから6週間ほど遅れて発表する形になりますが、今までから考えると随分と大きな前進です。KTMは全てが内製でしたから、次のグランプリに間に合わせるために、製造を止めるという判断がトップダウンで出来たんです。しかしアプリリアもこれに近いスピード感があると思いますよ。KTMは予算、規模からも比較すべきではないでしょう。」
「2018年型のバイクの失敗もありますから、今回はより新型の開発に慎重になっています。しかしアレイシもじきに必要としているアップデートを受け取りますし、トラック上で結果が出るのも近いでしょう。」
(Source: Aprilia)
(Photo courtesy of michelin)