予選ではマルケスに大きく差をつけられたドヴィツィオーゾは、フロントロー獲得はアルゼンチンGP以来となる。セクター3での改善を進める必要があるとのことだが、もはや過去Ducatiのトラックと言われたレッドブルリンクにおけるDucatiのアドバンテージは、ほぼ無くなったと言えるだろう。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「今日はフロントロー獲得が目標でした。予選は練習走行のようなフィーリングがなくて苦戦してしまった部分があって、23秒台前半を出すのが難しかったですね。マルクはフロントで走行してレースのペースを作っていくと思います。コンスタントに走行出来ていますが、マルケスは全てのタイヤ、全てのセッションでコンスタントです。自分に関してはまだまだ改善の余地がありますから、明日朝に作業をしたいですね。」

「特にセクター3で改善が必要で、ここでかなりのタイムを失っています。まだまだ速く走れると思っていますし、他のライダーの様子も見つつポジションを見極めていきたいと思います。マルクは特に気温が高い中でのタイムが素晴らしいんです。他のトラック同様にここでもスピードを発揮していますが、ペース自体は接近していると思います。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)