KTM ピット・バイラー「ザルコのKTM離脱の決意は固かった」

KTMのピット・バイラーによると、ヨハン・ザルコはオーストリアGPの土曜の夜に短いブリーフィングを依頼。その場でバイラーに契約の途中破棄を申請したとのこと。なお、ザルコの後任は未だアナウンスがないが、KTMは現在テストライダーとして活躍するダニ・ペドロサにオファーをする他、世界中からライダーを探しているという。

モータースポーツディレクター ピット・バイラー

「ザルコからミーティングのリクエストがあったのは土曜夜で、ブリーフィングにしては妙な時間だったので驚きました。彼は決意を固めた表情で目に涙を溜め、これ以上継続することは不可能で、KTMとの契約を破棄したいと申し出てきました。」

「彼の決意は固く、彼のその決断はKTMにとって悲しいものでした。彼はKTMの中で結果を出せずに苦しんでおり、これ以上前進も後退も出来ない状況でしたから、彼の決断はある意味理解できます。この状況から彼が脱出出来るようKTMも努力を続けていきます。」

「新たなライダー探しは確かに難題で、今から最終戦の11月19日まで新たにライダーを探すことにします。世界中のトップライダーに声をかけ、MotoGPで走りたいと言う選手を探してきます。」

「ダニに関しては、彼の仕事の内容にKTMは実に満足しています。彼の仕事は我々の予想を遥かに上回ります。彼がミゲルにレッドブルリンクで用意してくれたものは、まさに最高のパッケージでした。ダニがいることでKTMは本当に多くを得ているんです。彼はその役割において、KTMにとって非常に重要な存在です。」

「ダニがもしフルタイムで走ってくれたら。。とは思いますが、彼はKTMでテストライダーという明確なミッションがあります。それにミゲル・オリヴェイラ、ポル・エスパルガロ、ブラッド・ビンダーという素晴らしいライダーが揃っていますから、ライダー事情に関しては良い状況にあることは間違いないんですよ。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)