フィンランドのキミリンクにおいて、2日間のMotoGPテストが終了した。2日目のテストは雨のために早めにセッションが終了。MotoGPクラスのテストライダー達はウェット、ドライコンディションでサーキットをテストしており、最数的に最速タイムを記録したのはアプリリアのブラッドリー・スミスで、そのタイムは1:47.540だった。

ホンダのステファン・ブラドルは昨日に転倒したが、テスト自体はスミスから0.324秒遅れの2位で終えている。3番手はDucatiのミケーレ・ピッロ。より大型のサラダボックス、改良型フェアリングも同様にテストしていた様子だ。ヤマハからはテストライダーを辞めて、Moto2にフル参戦が噂されるフォルガーが参加している。

ブラッドリー・スミス

「かなりタイトでツイスティーなサーキットですね。かと思うとシルバーストーンのようにフラットな場所があったりします。低速、高速セクションもあって、Moto3やMoto2のバイクがトラックによくフィットするのではないでしょうか。路面の排水性はもう少し改善が必要だと思います。路面にはかなりの量の水が残っていましたからね。」

「オフキャンバーのコーナーが多く、これはライダーにとってはかなりトリッキーになります。技術的には面白いかもしれませんが、安全性ということを考えると、通常どおり内向きのキャンバーをつけて欲しいですね。」

(Photo courtesy of kymiring)