今週のヤマハの戦闘力、そしてマルケスが今週末ベストな状態ではないということからも、ファビオ・クアルタラロのMotoGPクラス初優勝の期待が高まる。レースペースにもよるが、スタートの状況、ヤマハ3台 対 マルケスという図式になれば、ヤマハライダー達の可能性は高まるはずだ。

ファビオ・クアルタラロ

「このコンディションで快適に感じたことはなかったんですが、マルクが言っていたように2つのコーナー以外はほぼドライでしたからね。2つ目のブリッジの下では3速で左に曲がるコーナーですから非常にアグレッシブなんです。こうして1列目で終えることが出来るとは思いませんでした。」

「明日もマルクと戦えるといいですね。ペースも悪くありませんが、タイヤチョイスが重要になると思います。ウォームアップで改善が出来るか見ていきますが、良い形で1周目を走行出来るといいですね。」

「ヤマハのバイクが劣っている部分はあるかと思いますが、コーナーは最高ですし、ブレーキングも改善の余地はあるものの素晴らしいフィーリングです。フランコ同様に他のライダーを追う機会はあまりなかったんですが、ペースは悪くないと思います。ヤマハにとってベストサーキットでなくても良いレースが出来ると思いますよ。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)