速いバイクさえあれば、表彰台争いが出来るということは、Ducati時代、スズキ時代に十分に証明してきたイアンノーネ。ある程度戦闘力があったDucati、スズキと比較して性能、信頼性に劣るアプリリアで苦戦が続くが、メカニカルトラブル頻発の自体に対し、アプリリアレーシングCEOのマッシモ・リヴォラがテコ入れを進めているはずで、今回の結果はチームの雰囲気を向上させ、プロジェクトの推進に大きな原動力となるだろう。

アンドレア・イアンノーネ

「アプリリアにとってポジティブなレースでしたね。週末を通じて素晴らしい作業が出来ました。最初から良いフィーリングがあって、FP1から今回はチャンスがあるだろうと思っていました。トラックの特性が大いに助けになったこともありますが、後半はいくつかの接触がありました。自分のバイクもウイングレットが吹き飛ばされてバランスを取るのが難しくなってしまっていました。」

「しかしアプリリアでフロントを走行出来たのは最高でしたし、Noaleで今回の結果の実現に動いてくれた皆、そして自分達をアポートしてくれるCEOに感謝したいですね。彼らにさらなる幸せを届けたいと思います。今年はアプリリア1年目ですから簡単ではありません。でも結果を出すという決心とコミットは不足したことはないんです。」

(Source: Aprilia)

(Photo courtesy of michelin)