昨年に続き表彰台獲得とはならなかったドヴィツィオーゾだが、ビニャーレスの転倒がなければ4位で終わっていたはずだ。フィリップアイランドでのビニャーレスのペースは別格だったとしても、マルケスはそこに対抗出来たわけだ。弱点がなくなりつつあるマルケス/ホンダと、苦手なトラックでは結果を出しにくいドヴィツィオーゾ/Ducatiという図式は変わらない。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「レース前半は非常に速かったんですが、リアタイヤをかなり消耗してしまい後半はトップ3のマシンと比較するとペースが落ちてしまいました。4番手争いでは、全員が苦戦しながら走っていました。最終ラップに絶好のチャンスを見つけてハードにプッシュしたものの、その後のターン2でワイドに膨らみポジションを4つ落としてしまったんです。」

「上位の2台とは大きな差が開いてしまいましたが、3位でフィニッシュして表彰台を獲得できるチャンスがあったので残念です。良い面に目を向ければ、あと2戦を残した状態で3年連続となるライダーズ・ランキング2位を確定することができたのは良かったですね。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)