MotoGPライダー、チーム、スポンサーに広がる新型コロナウイルス感染防止の取り組み

MotoGPパドックに広がる新型コロナウイルス感染防止の取り組み

新型コロナウイルスは世界中で400万人以上を感染させ、28万人以上の命を奪った。しかしこの新型コロナウイルスに対抗するため、世界中で支援の輪が広がっており、2輪業界も例外ではない。MotoGPに関わるメーカー、スポンサー、ライダー個人も、医療機器の製造、様々な寄付活動を行っている。その中の一部をご紹介する

ライダー達の活動

・マルク・マルケスとアレックス・マルケスはホームタウンのArnau de Vilanova大学病院に医療機器(移動用デジタルX線画像診断装置とガス分析装置)の寄付を行っている。
・バレンティーノ・ロッシ、VR46は人工呼吸器のための基金をタヴッリア設立。
・マーべリック・ビニャーレスは故郷ジローナの老人ホーム向けに新型コロナウイルスのテストキットを購入、医療スタッフのための防護装備を購入している。
・フランセスコ・バグナイアとファンクラブはAgenzia hospital病院のために€14,000のチャリティーを成功させた。

MotoGPチームの活動

・ホンダは日本、そして世界で感染は搬送用の車両を供給。フェイスシールド生産、医療用コンプレッサーの生産に着手している。
・ヤマハ発動機は、中国で約2,400万円を支援、フェイスシールドと除菌洗浄水を地元磐田の医療機関に提供。
・Ducatiはボローニャの病院のために€500,000(約5,800万)のチャリティーを成功させた。
・MotoEの車両サプライヤーであるEnergicaは蘇生デバイスのプロトタイプ部品製造を開始。
・Pramacは武漢の病院のバックアップパワーソースとしてディーゼル発電機を提供。
・LCRは病院支援のためにアート展示会を開催。

MotoGPパートナー達の活動

・ミシュランは、感染拡大防止のために医療危機の製造を開始。使い捨てマスク、再利用可能なマスク生産に着手している。世界各国のヘルスケア、運送専門企業にタイヤを無償提供している。
・レプソルはスペインで40万枚のマスクを供給すると共に、工場でハンドサニタイザーの製造を開始、1日あたり5,700枚のフェイスシールドを製造するのに足りるポリプロピレンを提供。
・ペトロナスはCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)のプロトタイプ製造を開始、イギリス政府が運営する国民保険NHS (National Health Service) で使用されている。さらに430万ユーロを医療機器、病院の備品購入のために支援している。
・20人を超えるFIMの医師達が、各国で新型コロナウイルスの治療の最前線で戦っている。
・MotoGPのオフィシャルチャリティーであるTwo Wheels for Lifeは、バーチャルレースを通じて募金活動を行った。ここで集まった基金は、アフリカの医療センターへの薬剤の輸送、検査結果の輸送のためのバイク輸送網構築に使用される。
BMWは医療施設向けに車両提供の他、10万枚のマスク、100万ペアの使い捨て手袋、5万枚のマスクをドイツのバイエルン州に寄付。
・輸送パートナーであるDHLは、医療機器を医療従事者に提供している。
・シンハービールはタイ政府に約1.7億円を寄付。
・コミュニケーションサプライヤーのタタ・コミュニケーションの親会社タタ・サンズは、約143億円を寄付、タタ・トラストは医療機器、治療施設、医療従事者の訓練のために約71億円をインド政府に寄付。
・エネルは、イタリア政府に約26.8億円を寄付。
・レノボは約1.2億円の寄付、研究者、病院向けに技術支援を開始。
・オークリーは医療従事者向けに保護シールドを開発、北米と欧州に2万ユニットを寄付。
・レンタカーのハーツが、ニューヨークの医療従事者に期間限定で無料で車両提供。
・スタンリー・ブラック&デッカーは300万枚のマスク購入や従業員救済基金への寄付。
・リキモリは、救急車用のエンジンオイル、その他製品向けの添加剤をドイツ全土の救急サービス、病院、消防隊に300万ユーロ分供給。
・ムジェロ・サーキットは地元トスカーナ州の病院に、メディカルセンターで使用する人工呼吸器などを提供。
・モーターランド・アラゴンはメディカルセンターで使用するマスクとガウンを地元病院に寄付。

(Photo courtesy of Two Wheels for Life)