来年からマーべリック・ビニャーレスのチームメイトとしてモンスターエナジー・ヤマハMotoGPに加入するファビオ・クアルタラロだが、結果的にバレンティーノ・ロッシのシートを奪う形となるため、イタリア人ファンがそのことについて怒らないことを願うと語る。彼にとっても憧れの存在であるロッシと話す際は、未だに緊張するようだ。
イタリア人のロッシファンが怒らないことを願う
ファビオ・クアルタラロ
「ロッシとの関係は良いですね。でも彼は自分にとって憧れの存在なので、彼と話すのはいつも不思議な気分で緊張します。デビューイヤーの昨年、カタールGPのFP1で彼と一緒に走ったのを思い出します。彼のデータは良く参照していましたけど、彼と共に走るのは特別でした。」
「自分は半分イタリアの血が流れていますから、イタリア人ファンがロッシの代わりに自分がファクトリーチームに加入しても怒らないことを願っています。シーズンの終わりに彼のシートに自分がいるというのは不思議な気持ちです。あらゆるライダーが彼のチームで走りたいと願っているわけですしね。今のこの苦しい時期にあって最高に嬉しいニュースですが、ファクトリーチームから参戦出来るということに関しては落ちついて考えています。」
(Photo courtesy of michelin)