開幕戦スペインGP、前回のアンダルシアGPを終えた時点でのチャンピオンシップスタンディングをお伝えする。首位はMotoGP2年目ながら今季2連勝を達成しているファビオ・クアルタラロ。直接のライバルとなるマルク・マルケスが上腕骨の骨折によって離脱をしている中で、既に50ポイントを積んでいる。
今週のチェコGPでもファビオ・クアルタラロがポイントを積みますことは確実と言え、マルク・マルケスが今年チャンピオンシップ優勝を狙うのは相当難しいだろう。
2位は来年のファビオ・クアルタラロのチームメイトとなるマーべリック・ビニャーレス。同一マシンながら、レースペースがファビオ・クアルタラロと全くことなる2戦の結果を考えると、この先ファビオ・クアルタラロに迫るのは難しいように思える。
3位はDucatiのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。ヘレスでの2戦は曲がらぬデスモセディチ、そして新しくなったミシュランのリアタイヤに苦戦しつつもポイントを重ねた。チェコ、オーストリアの3連戦ではDucatiと相性が良いだけに、首位のファビオ・クアルタラロに迫りたいところ。
4位は我らが中上 貴晶。アンダルシアGPでは、マルクのライディングを取り入れて大きく進歩。ホンダ最速の走りを披露した。今週末もマルクが不在、カルが怪我と考えると。ホンダで最速のライディングをするのは中上 貴晶になりそうだ。
5位はKTMのポル・エスパルガロ。6位バレンティーノ・ロッシ、7位ジャック・ミラー、8位アレックス・マルケス、9位ヨハン・ザルコ、10位フランコ・モルビデッリと続いている。
(Photo courtesy of michelin)