今年ヤマハはフランコ・モルビデッリが2019年型がベースなっていると予想されるAスペックバイクを使用、ファビオ・クアルタラロ、バレンティーノ・ロッシ、マーべリック・ビニャーレスは2020年型ファクトリーバイクを使用した。
2020年型を使用する3選手はエンジンパワーの不足、リアグリップの不足にシーズンを通じて苦しんだが、来年はコロナの状況の中でエンジン開発が凍結される。
ロッシはエンジニア達は自分達が開発したいように開発していると手厳しく、来年に向けてエンジン以外の部分で大きく改善が進むかどうか懐疑的なようだ。
来年のバイクに大きな変化はないだろう
バレンティーノ・ロッシ
「来年のM1の開発には今年同様に関わると思います。ですからあまり大きな変化はないと思います。そもそも今年大きく開発に関わることが出来ていたのかどうか、まずそれを理解する必要があるでしょう。」
「自分が出来ることは、今までの経験から何が必要かを伝えることです。しかし、今までのところ問題は本質的に変わっておらず、来年に関しても特段大きく変わると思っていません。」
「日本のエンジニア達はライダーのコメントをもちろん聞いていますが、結局のところ、彼らがやりたいように開発していると感じますね。彼らは既に何を開発すべきか決めているように思います。」
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（Source: yamaha-racing）
（Photo courtesy of michelin）