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Ducatiライダーのライディングスタイルはある意味で似ている
ルカ・マリーニ
「Ducatiに関しては多くのライダーがある意味似たスタイルでライディングをしていると思います。Ducatiならではの特徴的なライディングスタイルを要求されるんです。ライダー自身がバイクをより曲げ、しっかりと止める必要がありますが、ライダーごとにやり方は異なっています。」
「Ducatiを速く走らせているミラー、ペッコ、そしてザルコのデータを見るのは参考になりますね。ジャックは奇妙なライディングスタイル、そしてセットアップでバイクを走らせていますから、彼のやり方をコピーするのは非常に難しいです。」
「彼が操るDucatiは、まるでヤマハのように曲がるんです。コーナリングスピードも高いですし。自分も彼のように曲がりたいですし、コーナリングスピードを発揮したいと思っています。」
「ラップタイムを出すために、全てのDucatiライダー達はブレーキングをハードに深くまでかけています。でもジャックの場合、コーナーの真ん中でバイクをしっかりと曲げていくことが出来ているんですよね。ライディングスタイルではペッコが一番近く、彼のアプローチは参考にしやすいです。」
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「ザルコもまた特徴的なライディングをしていますが、彼は昨年Avintiaにいましたし、自分のクルーチーフも彼のライディングを良く理解しています。ザルコがタイムを失っている部分は自分と異なっており、彼の電子制御セットアップ、リアブレーキの使い方が自分と全く異なるので、単純なデータ比較は難しいです。」
「ミラー、ペッコ、ザルコもまたリアブレーキを多用しています。自分はまだリアブレーキを十分に使用することが出来ていません。」
「しかしザルコの場合、リアブレーキをハードにかけるわけではなく、より高いコーナリングスピードでコーナに進入し、上手くバイクを旋回させてスムーズに立ち上がっていきます。スロットルの開け始めはそこまで繊細ではありませんが、電子制御を上手く使いながら走っていて、立ち上がりのスピードは非常に速いんですよ。」
「自分は今のところリアブレーキのセッティングを詰めていて、ライディングスタイルに合わせる部分が終わったところです。これからはフロントに注力して、バイクをより上手に旋回させること、特にコーナー進入からブレーキをリリースするところでのバイクの旋回性を更に改善したいと思っています。」
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「他のDucatiライダーのようにハードにブレーキをかけることは出来ますが、タイヤのグリップが低下してきた時に、旋回性を上手く引き出してコントロールすることが出来ないでいます。ですから、まず開幕戦はフィーリングを向上させたいと思っていて、特定の目標を定めることはしません。金曜日の段階でフィーリングが良くなっていれば、その後の予選も良い結果が出せると思います。」
(Source: esponsorama)
(Photo courtesy of michelin)