いよいよ2021年のMotoGPが開幕。開幕戦カタールで見事優勝を飾ったのはマーべリック・ビニャーレスだった。2位はヨハン・ザルコ、3位フランセスコ・バグナイアだった。
スタートではホールショットデバイスの素晴らしい性能を活かしたDucati4台がトップ4となる。1周目にマーべリック・ビニャーレスは7位となるが、スズキのアレックス・リンス、ジョアン・ミルと共に順位を上げていく。
この時点で1位はフランセスコ・バグナイア、2位ヨハン・ザルコとなるが、背後ではマーべリック・ビニャーレスがチームメイトのファビオ・クアルタラロをオーバーテイク、そしてザルコを抜いて2位に浮上。そしてペッコを抜いて首位に立つと、そのまま抜かれることなく優勝。
スズキのジョアン・ミルは2020年同様に、後方からのスタートからレース終盤にライバルをごぼう抜きする走りで順位を上げ、チームメイトのアレックス・リンス、フランセスコ・バグナイア、ヨハン・ザルコを抜いて2位に浮上するも、最終ラップのホームストレートでDucati2台に抜き返され惜しくも4位でレースを終えた。
5位はファビオ・クアルタラロ、6位アレックス・リンス、7位アレイシ・エスパルガロ、8位ポル・エスパルガロ、9位ジャック・ミラー、10位エネア・バスティアニーニとなった。
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「スタートはウイリーして失敗してしまいました。その後はポテンシャルを感じて落ち着いて走行しました。スマートに的確な箇所でプッシュして、最後までタイヤをコントロールしていきました。最高の週末になりましたね。大切な妻にこの勝利を捧げます。」
「良いレースとなりました。ビニャーレスがペッコを抜いた時ついていけると思ったんですが、リアがスライドしてついていけませんでした。最後にミルに抜かれてしまいましたが、Ducatiの素晴らしいエンジンに救われました。来週に向けてしっかりと分析したいですね。」
「ミルとザルコに抜かれ、タイヤをセーブしようと思ったものの、タイヤが終わってしまいました。来週はさらにコンスタントに走行しないと駄目でしょう。ポールポジション、表彰台獲得は悪くありません。チーム、ガールフレンドに感謝したいですね。」
| 順位 | ライダー名 | 総合タイム |
| 1位 | マーべリック・ビニャーレス | 42’28.663 |
| 2位 | ヨハン・ザルコ | 42’29.755 |
| 3位 | フランセスコ・バグナイア | 42’29.792 |
| 4位 | ジョアン・ミル | 42’29.885 |
| 5位 | ファビオ・クアルタラロ | 42’31.693 |
| 6位 | アレックス・リンス | 42’32.020 |
| 7位 | アレイシ・エスパルガロ | 42’34.597 |
| 8位 | ポル・エスパルガロ | 42’34.653 |
| 9位 | ジャック・ミラー | 42’35.721 |
| 10位 | エネア・バスティアニーニ | 42’37.951 |
| 11位 | ステファン・ブラドル | 42’38.962 |
| 12位 | バレンティーノ・ロッシ | 42’39.405 |
| 13位 | ミゲル・オリヴェイラ | 42’40.120 |
| 14位 | ブラッド・ビンダー | 42’42.763 |
| 15位 | ホルヘ・マルティン | 42’45.085 |
| 16位 | ルカ・マリーニ | 42’49.579 |
| 17位 | イケル・レクオーナ | 42’49.689 |
| 18位 | フランコ・モルビデッリ | 42’52.555 |
| 19位 | ロレンソ・サヴァドーリ | 43’15.009 |
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