ミシュラン MotoGP2021 ドイツGPプレビュー

ミシュラン MotoGP2021 ドイツGPプレビュー

ミシュラン、今シーズン最も短くアシンメトリなサーキットへ

カタルーニャでのレースを興奮のうちに終えたミシュランとMotoGPライダーたちは、次戦ドイツ・グランプリに臨むためドイツの伝統的なサーキット、ザクセンリンクに向かいます。ザクセン州ケムニッツ市近郊に位置するザクセンリンク。このサーキットは反時計回りの全長3.671kmと、MotoGP開催サーキットの中で1周の距離が最も短いサーキットです。

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とはいえ3つの右コーナーに対して左コーナーは10あり、ストレートは700mと短いため、タイヤは左ショルダーに大きな負荷を受ける特異なサーキットといえます。

このコースレイアウトによってタイヤは直立状態よりも左側にバンクしている時間の方がはるかに長くなります。その状況がレース中、30周に渡って繰り返されるため、MICHELINPowerSlickは特別な要件が課されることになります。

2019年と同様、今シーズン供給されるスリックタイヤはすべて左右非対称設計となります。コースの特徴に合わせてライダーに最高のウォームアップと最適なグリップを提供するため、前後ともにトレッド左側をよりハードな、そして右側をよりソフトなコンパウンドにしています。

サーキットがドレスデンおよびライプツィヒからそれほど離れていないドイツ東部に位置していることから、初夏に開催されるレースとはいえ低温、多湿となる可能性が常に伴います。こうした気象条件が考慮されたMICHELINPowerRainは、前後ともソフトとミディアムコンパウンドで構成され、リアタイヤのみ、左側をよりハードとした左右非対称設計となっています。

ザクセンリンクにおけるMotoGPのラップレコードは、すべて2019年にマルク・マルケス選手によって樹立されており、最速ラップタイムは1分20秒195。最高速度はアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手が同年に記録した時速298.2kmです。

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約1か月早く開催される今年のレース。コンディションが異なる可能性はありますが、これらの記録がレース後も破られずに残っているかどうか確認するのも興味深いところです。

ミシュランモータースポーツ2輪マネージャー ピエロ・タラマッソ

「滑りやすい路面で厳しい週末となったカタルーニャ戦を終えて、非常に特殊なコースレイアウトのザクセンリンク戦に臨みますが、私たちはさらに課題へのチャレンジを楽しみにしています。右コーナーが3つしかなく距離の短いこのサーキットは、タイヤのスペック設定を非常に複雑なものにしています。」

「しかしながら、私たちのエンジニアたちは任務に精通しており、MotoGPライダーたちが週末を通してベストを尽くせるよう、彼らが必要とするものを提供するものと確信しています」

「ドイツでもう一つ重要な点は、無観客で開催されるということです。バルセロナではレース当日に約25,000人のファンがMotoGPライダーたちを応援しましたが、今回は再び無観客でのレース開催となります。世界中で早くこの状況が改善し、ファンがサーキットでヒーローたちを応援できるようになることを私たち全員が祈り続けています」

レースウィークエンドは金曜日のフリープラクティスセッション1および2で開始し、土曜日のフリープラクティスセッション3および4、そして予選1および2と続きます。

カタルーニャでは決勝レース開始時刻が早められましたが、ドイツでは通常のスケジュールに戻ります。午前中のウォームアップセッションの後、6月20日日曜日、現地時間14時00分、日本時間21時00分に決勝レースがスタートします。

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)

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