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FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)ドニントン戦 トリッキーなトラックに挑むHRC

チームHRCはイケル・レクオナとチャビ・ビエルへの2人で今週末のレースに挑む。レクオナは先月21日にテストを行っているものの、両ライダー共にこのサーキットでのレース経験はない。初めて走行するにはトリッキーなコースレイアウトとなるが、2人共意気込んでレースに挑む形となる。ビエルへは前回のミサノ戦レース2でアクシデントに巻き込まれたことで手を骨折、回復を進めて今週末に挑んでいる。[adchord]

イケル・レクオナ

「ミサノからドニントンの4週間は忙しく過ごしました。イギリスで1日のテスト、ミサノで2日間のセッション、そして鈴鹿8耐のため日本でのテストと忙しくしており、今週末はレースウィークエンドに向けてドニントンに戻ってきました。」

「ドニントンは初めてのコースですから、事前にこのトラックを学習出来たのは良かったですし、今週はすぐにマシンのセットアップに集中することができます。コース走行では序盤はイギリス人ライダーを参考にして、第1セクターのブラインドコーナーでのベストラインを素早く身につけることができたと思います。」

「体力的には厳しいものの、このコースはとても気に入っています。特に右腕は腕上がりで手術をしていますが、その影響を実感しました。今週末にこの問題も考えなければならないでしょう。とにかくこのコースでレースができることが嬉しいです。これまで走ったコースのなかでも間違いなくベスト3に入ると思います。」

チャビ・ビエルへ

「怪我をしたものの、思ったより調子が良いのでかなり嬉しいですね。手術は順調で、すぐにトレーニングやサイクリングを再開することが出来ましたし、理学療法士と一緒にレースをする目標に向けて頑張ってきました。」

「ドニントンでのレースを楽しみにしていますし、第4戦と第5戦の間に回復のための休みを取れたのはラッキーでした。先日のテストに参加できなかったのは残念ですが、ミサノではガレージでチームに合流し、データテクニシャンと一緒にドニントンで収集したすべてのデータを分析してみました。」

「もちろん、マシンに乗ってみないと正確なことはわかりませんが、ライディングスタイルに合うような素晴らしいレイアウトなので、最初のプラクティスから万全の体調で楽しみたいですね。」

(Photo courtesy of HRC)

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