レプソル・ホンダチームが2023年に使用するRC213Vのギャラリーだ。2023年型はある程度2022年型をベースにしつつも、フレーム、スイングアーム、エンジン、フェアリングなど様々な箇所に手が加えられているはずだ。外観上の特徴としえはフロントフェアリングが大きく変わっており、前方にスラントしたノーズ形状が短くなり、ウイングレットも形状が変わった。
2022年型(左)2023年型(右)フロントフェアリングの形状変更が目立つ
スイングアームも昨年広範囲Kalex製のアルミスイングアームを試す中でヒントがあったのか、おそらく自前のスイングアームは外側にカーボン補強を施したように見えるものとなった。シートカウルにはDucatiが昨年採用していた通称ポケモンウイングを模した形状のものが装着されている。
それ以外ではエキゾーストが多くのチームが採用するアクラポビッチ製となっている。カラーリングは毎年のことながら大きな変化はないが、ホイールが赤くなった他、シート下のパネル部分に明るいブルーが加わり、差し色になっている。[adchord]
2023年型ホンダRC213V
よく見るとカウル右側にだけNACAダクトが存在する
(Photo courtesy of HRC)