地元でポールポジションを獲得、スプリントレースでは冷静な走りを続けてフランチェスコ・バニャイアのミスを誘い、優勝を遂げたアレイシ・エスパルガロ。明日はキャリア最後になるであろうMotoGPクラスでのカタルーニャGPとなる。狙うはダブルウィンだ

喜びすぎということはない

アレイシ・エスパルガロ

「序盤にペースはあまりに速いように感じました。そのせいで多くのライダーが転倒していたように思います。ですから、自分自身にも序盤の5周程度はオーバーテイクは駄目だと言いきかせていました。この戦略が効きました。フロントの空気圧が高すぎてペッコには接近出来ませんでした。ですから、彼の後ろで彼をプッシュし続ける戦略を取りました。」

「これで彼にミスを誘う作戦だったんですが、最後にようやくミスをしましたね。キャリアを通じてどんなに小さな勝利であれ最大限に喜ぶべきと学びました。Q2進出であろうとなんであろうとです。今シーズンは最後ですし喜びすぎということはありません。ポールからの優勝はそう多くのライダーが出来ることではありませんから、しっかりチームと祝いたいです。グリッドでは家族、友人、スタンドからはファンが名前を呼ぶ声も聞こえて最高の雰囲気です。明日も楽しみです。」

(Photo courtesy of michelin)