テストを経てエミリア・ロマーニャGPへ

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームはトリプルヘッダーに向けて準備を整えている。イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ、インドネシアのプルタミナ・マンダリカ・サーキット、そして日本のモビリティリゾートもてぎで連続してレースが行われ、今週末のエミリア・ロマーニャGPでトリプルヘッダーがスタートする。

ファビオ・クアルタラロは、エミリア・ロマーニャGPをランキング14位で迎える。ファビオ・クアルタラロは2024年のサンマリノGPで確実にポイントを獲得し、スプリントで9位、決勝で7位を獲得。その後、ミサノMotoGPオフィシャルテストでも成功を収め、セッション1+セッション2の総合タイムシートで5位となっていた。

アレックス・リンスは、公式IRTAミサノテスト後にポジティブな気持ちで今週末を迎える。新しいシャーシの確認と2025年プロトタイプエンジンの開発が始まり、アレックス・リンスはトリプルヘッダーを新たなエネルギーで迎える。リンスはサンマリノGPでは思うような結果を得られなかったため、今回のリベンジに意欲を燃やしている。リンスはランキング20位につけており、今週末でさらに順位を上げることを目指す。

ファビオ・クアルタラロ

「テストと最初のレースを経て再びミサノに戻りました。テストではシャーシの確認と新しい設定を試しました。総合的な順位は5位とまずまずでした。しかし、テストとGPは違うことはわかっています。今週末のレースが終われば、自分たちの現状をよりよく理解できるでしょう。」

アレックス・リンス

「ミサノテストはかなり良かったです。2025年プロトタイプエンジンでポジティブな違いを感じ、今週末の作業も進めました。これからシーズン終盤のトリプルヘッダーがミサノで始まります。MotoGPカレンダーのこの数か月間は多くのレースが短期間に集中していて、いつも忙しい時期です。しかし、現在のパッケージをさまざまなトラックでテストし、2025年シーズンを見据える良い機会でもあります。」