ブレガと同様にトプラック・ラズガットリオグルも昨日誕生を迎えているが、(※ロカテリとストーナーも同じく10/16生まれ)トプラック・ラズガットリオグルは今シーズンのタイトル獲得がかかったレース1でも、2位3位狙いではなく、あくまでも優勝にこだわる姿勢を見せた。彼にとってもBMW移籍初年度、BMWにとっても2輪では初の世界選手権優勝がかかった大事なレース1となる。

トプラック・ラズガットリオグル

「ヘレスに戻ってこれて嬉しいです。昨年は最終コーナーで勝利を逃していますから。今年はバイクがBMWであることが異なりますが、優勝を狙っていきます。同時に46ポイントの大きなリードを保っていますから、2位か3位でレース1を終えれば、チャンピオンシップ優勝出来ることはわかっています。ただ、それでも目標は優勝です。今まで通りに優勝を狙っていきます。」

「3位で十分なのはわかっていますが、2021年も同様にチャンピオンシップ優勝ではなく優勝を狙ってレースをしていました。Ducatiは非常にヘレスで強いでしょうし、すべてのDucatiがブレガを助けるかもしれません。ただ、自分にとって重要なのはレースでの優勝のみです。もしすべてのDucatiが敵になるなら、戦っていくまでです。特にストレスは感じていませんし、ただ自分の仕事をするだけです。」

「BMWと契約した時は皆がびっくりしましたが、今や自分とBMWのポテンシャルを皆が信じています。これが最終戦ですが、BMWで素晴らしいシーズンを送っています。BMW移籍初シーズンでのチャンピオンシップ優勝がかかっていますから、自分のキャリアにとっても本当に大きな意味を持つでしょう。BMWは2輪で世界チャンピオンになったことはありませんから、これは彼らにとっても大きな意味を持つことになるでしょう。」

(Photo courtesy of BMW)