アレックスとの接触に怒り

序盤にトップ争いを展開していたファビオ・ディ・ジャンアントニオは、アレックス・マルケスとの接触により表彰台の可能性を失ったと憤りを見せた。彼はアレックスの走りを「非常に危険だった」と非難し、将来的にはこうした接触へのペナルティの見直しが必要だと主張。自分のレースが完全に破壊されたとし、危険行為への適正な裁定の重要性を強調した。

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

「イベントフルなレースでした。素晴らしいスタートからトップ走行しており、表彰台が狙える位置でした。アレックスの走りは非常に危険だったと思いますし、あの接触のせいでチャンスを失いました。将来的にこうした場合のペナルティーは見直されるべきでしょう。自分のレースを完全に破壊したライダーが7位で完走して、自分は全くもって結果を改善することが出来ませんでした。ライダーのミスをなくすこともそうですが、ミスを犯したライダーを正しく罰することが必要です。」

「まだアレックスと話はしていませんが、自分達は本当に良い走行が出来ていたと思いますし、表彰台を獲得出来たでしょうね。今日は自分の目の前でホルヘ・マルティンが転倒しましたが、彼がとりあえずは無事なようで良かったです。このスポーツが危険であることは誰もが理解していることですからね。」

(Photo courtesy of michelin)