ポールスタートも苦戦のスプリントに
クアルタラロはスタート直後、マルケス兄弟の前でホールショットを決めたものの、1周目終盤には両者にポジションを譲ることとなった。その後もフランチェスコ・バニャイア、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルコ・ベッツェッキ、ヨハン・ザルコらが前方集団に加わり、ヤマハ勢にとっては厳しい展開となった。クアルタラロは粘り強くポジションを守りながら走行を続け、最終的にトップから7.231秒差の7位でフィニッシュ。3ポイントを獲得した。
ファビオ・クアルタラロ
「午前中はすごくポジティブな感触がありましたが、午後はあまり良くありませんでした。特にスプリントではリアタイヤに序盤から苦しめられました。トラックのグリップも低く、それらが重なってスピードを出せませんでした。しっかり分析して、何かポジティブな要素を見つけたいと思います。今回のスプリントは正直あまり良い出来ではなかったです。明日のレースも厳しくなると思いますが、全力を尽くします。現実的な目標としては、トップ5か6を目指したいと思います。」
(Photo courtesy of yamaha)